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2008年10月

2008年10月28日 (火)

D-ライティングを試す ~ Nikon D80

暗部は粘るが白飛びしやすい、と言われるデジタルカメラ画像の暗部を持ち上げてやることで明暗差を圧縮し、結果として見た目のダイナミックレンジを拡大するのが、D80のD-ライティング機能です。 単純な暗部補正なので、白飛びを救済することはできませんから、撮影の際にはハイライト部分が飛ばないような露出を与えてやる必要があります。

1.D-ライティング無し

マルチパターン測光で、2/3段マイナス補正した元画像がこれです。日陰になっている部分が黒くつぶれ気味になっています。
Dlno













2.D-ライティング弱め

空や屋根などの明るい部分はそのままに、つぶれ気味だった社殿の内側が浮き出てきました。 個人的にはこれがベストだと思います。
Dllow













3.D-ライティング標準

弱めとの差は小さいながらも、暗部が一層はっきりしてきます。 悪くはありません。
Dlmed













4.D-ライティング強め

用途によってはこれもありなのでしょうが、ちょとやり過ぎという気がしますね。
Dlhigh













明暗差が大きい場合には、ハイライト側に露出を寄せて撮影し、あとからD-ライティング(弱め)で補正してやるというのは、積極的に使ってもいいかなと思います。
このD-ライティングは後処理ですが、D300やD60以降の機種には、撮影時に機能を有効にし、黒つぶれだけでなく白飛びも抑制してくれるアクティブD-ライティングが搭載されています。 こうしたデジタルならではの機能が、画像編集ソフトだけでなく、カメラ本体で充実していくのは手軽さの点で大歓迎です。

2008年10月26日 (日)

霧島神宮に初参拝 ~ D80+AF-S16-85VR

Kiri6













天照大神(アマテラスオオミカミ)の神勅を受けて、天上界から神(孫神ニニギノミコト)が初めて地上に降り立った「天孫降臨」の第一歩が記されたと言われる高千穂峰。その麓にありニニギノミコトを祀る霧島神宮に初参拝してきました。
Kiri3













朱塗りの装飾を施された社殿は、別名「西の日光」にふさわしい華やかな雰囲気を漂わせています。 今日は午後から雨の予報。でも参拝中はなんとか持ち堪えてくれました。
Kiri1













昨日は朝遅く起きたうえに、小一時間ほどのつもりで昼寝をしたら、夕方まで寝てしまうという勿体ないことをしてしまったので、今日こそはと思っていたのですが、あいにくの曇り空で少々残念です。
Kiri4













すっきりしない天気ながらも、所願成就の御神徳高い神社だけあって、赤ちゃんを連れたお宮参りの家族や若いカップルなどが次々にやってきていました。
Kiri5













今日は天気を考えて、D80+AF-S16-85VR を連れて出掛けました。先日の試し撮りに味をしめて、C-PLフィルターを着けっぱなしにしたので、やはりシャッタースピードは上がらず、VRのお世話になりました。横着してフィルター着脱をしなかったのでC-PL効果の比較はできません(^^;
Kiri7






























写真は全てマルチパターン測光で、露出補正を-0.7~-2.0程度かけています。 撮り始めのうちは撮影結果を見て補正量を調整しましたが、慣れるとほぼ外さなくなりますね。
D80の露出について白飛びしやすいと言われることがありますけど、D80に限ったことではなく、機種ごとの露出傾向に応じて補正してやるのが基本だと思います。
Kiri2










2008年10月19日 (日)

サーキュラーPLフィルター効果を試す ~ MARUMI DHG 67mm

この週末は天気に恵まれたので、先日購入したサーキュラーPLフィルター(MARUMI DHG 67mm)の試し撮りをしました。 D80+AF-S 18-70という、いつものチャリンコ散歩の装備でAM8時過ぎにスタートしました。 実際の画で効果のほどを比較してみます。

1.C-PL無し(1/250sec、-0.33EV、F8.0、38mm、iso100、WBオート)
Plwithout













2.C-PL有り(1/160sec、-0.33EV、F6.3、35mm、iso100、WBオート)
Plwith













焦点距離が3mmずれてしまいましたが(^^;、効果は明らかに分かります。 C-PLなしの画でも、これだけ見ている分には十分きれいなのですが、C-PLありだと全く別物という感じがします。 反射光が除去された効果なのか、空の青さが強調されて抜けるような色になり、全体のシャープ感も上がっています。 色味はホワイトバランスの設定を変えたのではと思うほど違いますが、あまり不自然な印象は受けないのが不思議です。

3.C-PL無し(1/400sec、-0.33EV、F5.0、iso100、70mm、WBオート)
Plwithout_2













4.C-PL有り(1/160sec、-0.33EV、F4.5、iso100、70mm、WBオート)
Plwith_2













これも少し青みが強い感じはしますが、悪くはありません。
また、反射といっても光ですから、C-PLフィルターで除去すると全体の光量は当然落ちます。 約1段分といったところでしょうか。 ちょっと絞って撮ろうとすると、シャッタースピードが1/50秒とかだったりしますので、手振れには意外と注意が必要です。

5.その他作例(C-PL有り)
Pl1













Pl3













Pl9






























C-PLフィルターを使用することで表現の幅が大きく広がることが分かります。 カメラ本体の買換えでは得られない効果ですし、レタッチと違って後処理が不要なのも、ワタシのようにJPEG撮って出しが多い風景撮りには便利な事このうえありません。 持っている他のレンズ用にも追加購入してしまいそうです(^^;

圭太さんのブログにもPLフィルター効果を検証した写真が掲載されています。

2008年10月18日 (土)

秋の夕暮れ ~ D80を連れてチャリンコ散歩

1870_a_3













休日出勤で仕事をしてたら、あっという間に夕方に・・・。 さすがにこれで一日が終っては勿体ないので、D80をぶら下げてチャリンコ散歩に出掛けました。 
1870_a_4













時折り目にとまった風景をパチリと撮りながら、川沿いの遊歩道をのんびりと走っているうちにもう夕暮れです。 ふだん気付かなかったのですが、ウォーキングやジョギングをしている人達がかなりいらっしゃいますね。 ワタシも健康診断を来月に控えているので少し体重を落とさないと・・・(^^;
Dsc_1231






























やはりD80のファインダーはいいですね。 ペンタプリズムを採用しているので、大きくて見やすいし、どこにピントが来ているのか良く分かります。 ミラー採用ながら倍率を0.85前後まで上げた機種も登場していますが、0.94倍のD80と比べるとずいぶん差があります。 今の実売価格は6万円前後でほぼ底値ですが、このファインダーを考えたら破格と言ってもいいんじゃないでしょうか。
1870_a_2













好みの問題ですが、シャッター音もワタシはえらく気に入っています。 先日、自分が被写体になってシャッターを押してもらったんですが、撮られる側で聞いても、いい音です(^^; 趣味の世界ですから、自分が気に入った要素がバランス良くまとまった製品を買えばいいんですが、ワタシの場合は、ファインダーとシャッター音はどうしても譲れない要素だったというのが、D80を触ったときに分かりました。 気持ちよく撮れるというのは立派な性能です。
1870_a_6










2008年10月14日 (火)

際立つ切れの良さ ~ AF-S DX 16-85mm F3.5-5.6G ED VR

16855













気軽な散歩用に中古のAF-S 18-70 を最近追加購入しましたが、ちょっと気合いが入った風景撮りなどに持ち出すのは、AF-S 16-85 です。 D80を導入後、標準ズームの選択で悩んでいたところにタイミング良く発売されたのがこの新型レンズでした。
16851













広角側24mm相当というのは、かなり気持ちいい広がり感で、やはり28mmとの違いは大きいと実感します。 5.3倍の高倍率ズームにしては歪曲が少なく、建物などの直線が多い被写体でもさほど不自然さを感じません。 ズーム全域にわたって開放からシャープかつハイコントラストな描写がとても印象的です。 VRⅡの効果も評判どおりで、風景撮りには最適な一本といえるでしょう。
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値段がやや高めなので、望遠側をもう少し明るくしてほしかったところですが、切れの良さが際立っていて、そこらへんの高倍率ズームとは比較になりません。 ボケ味はややうるさい感じになるため、被写体を浮き立たせるようなポートレートは得意分野ではありませんが、標準ズームとして幅広く使える、描写に優れた高倍率ズームレンズです。
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D80とAF-S 18-70 で撮る秋のスナップ

Dsc_1198













10月も中旬になると、秋本番の肌寒さを感じます。 この連休はD80にAF-S 18-70をつけてスナップに勤しんできました(^^)。 このレンズは長らくニコンの標準ズームとして高い評価を得てきただけあって、性能にほとんど不満がありません。 こまかいことを言えば、広角側で陣笠歪曲が出るとか、筐体の質感がいまひとつだったりしますが、超音波モーターによる素早いAFや、中望遠までカバーする焦点域、望遠側でも甘くならない繊細な描写など、使っていて安心感があり、実売価格が破格と思えるくらい良いレンズです。
Dsc_1190













ボディ側の性能によるところも大きいのですが、AF精度がきわめて高いことも大きな安心感につながっています。 これが以前使っていたキヤノンのKissDNだと、純正のキットレンズをつけてるのに、なかなかピントが合わずイライラさせられました。 ホワイトバランスや高感度特性なんかは優秀でしたけど、AF機でフォーカス精度がよろしくないのでは使う気になりません。 このあたりはニコン機の美点だと思いますね。
Dsc_1199













D90と同時発売になったAF-S 18-105 VR もなかなか評判が良いみたいですから、今後はAF-S 18-70に代わってDXフォーマット中級機以上の標準ズームになるのでしょうが、描写性能を比較したらどうなのか興味のあるところです。
Dsc_1207













2008年10月 8日 (水)

メリハリが効いた明確な画作り ~ Nikon D40

18552













D40が発売されてまもなく2年、そろそろ後継機のウワサも出てくる頃ですが、どんなスペックになるか興味をひかれるところです。 画素数据え置き、ゴミ取り、ISO3200対応、アクティブDライティング、連写4コマ/秒、ファインダー倍率0.83倍、という感じなら大歓迎です。 価格はボディ単体で実売5万円あたりが希望ですが・・・(^-^;。
18551













ワタシが初めて手にしたニコン機がこのD40でした。 D80と2台体制になった今でも稼働率は高く、山歩きや散歩がてらのスナップ撮りには、軽量コンパクトというD40のずば抜けた性能が存分に発揮されます。 そして出てくる写真は、どうだといわんばかりに記憶色寄りでメリハリの効いた仕上がりで、一見するとコンパクトデジカメ風なのですが、階調の豊かさやディテールの繊細さは比べるべくもありません。
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初期設定のままだと、少々やりすぎでは?と感じることがない訳でもないのですが、率直に綺麗と感じさせる画作りについては、これはこれで「あり」だと思います。 気に入らなければカスタマイズを使ってかなりの幅で調整が可能なので、そこはお好みでということになります。 露出や色再現については、好みや表現の狙いが異なる以上、どれが正解というのはなくて、撮る人や見る人それぞれが気に入るかどうかじゃないですかね。
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キットレンズになっているAF-S 18-55Ⅱは、その価格からは想像できないくらい良い描写をします。 最短撮影距離もズーム全域で28cmと、簡易マクロ的な撮影も可能なので、トリミングしなくても、ちょっとした花撮りに使えて重宝します。 作りや操作感はそれなりですけど、なかなか侮れない性能ですね。 少々暗いレンズですが、定評あるD40の高感度ノイズ特性がうまく補ってくれます。

2008年10月 5日 (日)

サーキュラーPLフィルターを購入 ~ MARUMI DHG 67mm

今日は朝から雨がぱらつくあいにくの天気でした。 昼過ぎまで会社に出て雑用を片付けたあと、ストレス解消をかねて(^-^;キタムラに。 小学校の運動会が開催されていたこともあってか、店内はけっこう賑わっていました。 D90は発売時と同じ107,800円の値札がついていました。 交渉で多少は安くなるんでしょうけど、まだまだ値動きは鈍いですね。 年末商戦あたりで10万円切りでしょうか。 まあワタシは買えませんけれど。
Marumi1













今日の目当てはこれ(↑) サーキュラーPLフィルターです。 風景(スナップというべきか)撮りがメインなので、先日手に入れた中古の AF-S 18-70 用に購入しました。 さすが67mm径のC-PLだけあって5,500円もするのか、と思ってバーコードシールのプライスを見たら、元値は11,500円・・・高っ。 でもレタッチでは対応できない反射光の除去には必須アイテムですからね・・・半額だし。
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というわけで、天気が回復したら、C-PL効果を試しに出掛けたいと思います。
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D90が発売になってもまだまだ現役! ~ Nikon D80

9月19日にD90が発売され、ついにD80も旧機種になってしまいました。 まる2年を経過してのモデルチェンジですから、D90の内容は大幅に進化していて、すでに大人気のようです。 キタムラの店頭で触ってみましたが、連写が秒3コマから4.5コマにスピードアップしたことに伴って、シャッターの切れがさらに良くなり軽快感が増していますね。 ただ、実機に触れた印象としては初めてD80を手にしたときほどのインパクトがなかったのも正直なところです。
D804













ワタシがD80に惚れた美点、すなわちデジタル一眼レフの性能で最も重要視する要素ということにもなるんですが、それはペンタプリズムを使用した大型で見やすいファインダーと、切れの良いシャッター音、そして精度の高いAFでした。 これらは他社も含めて初・中級モデルを見渡したときに、いまでも十分に高いレベルにあるといえます。 キヤノンに見切りをつけてニコンに移ってきたいちばんの理由もまさにここにあって、気持ちよく撮影ができるというのはとても大切な性能です。 それを満たしてくれるD80はワタシにとってまだまだ現役です。
D803






























 もちろん、ゴミ取り機構や飛躍的に向上した高感度ノイズ特性、アクティブDライティング、動画撮影などを備えたD90はもっと素晴らしいモデルに仕上がっていますので、おカネの都合がつけばぜひ手に入れたいと思いますが、D90やその後継機を支える肝心な基礎性能はD80で整ったように思うんですよね。
1245_2













(↑D80、F4、1/30sec、AT-X124、12mm、ISO800ですが結構イケます(o^-^o))

気の早い話ですが、D90の次モデルでD300の51点AFが移植され、連写が秒5コマ以上になって、AFアジャストメント機能がついたら完璧ですね。 画素数アップはもうこのへんで止めにしてほしいところです。

2008年10月 3日 (金)

お勧め超広角ズーム ~ トキナー AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4

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ニコンD80を使い始めて半年ほどになりますが、ボディと一緒に購入した最初の一本がこのトキナーAT-X 124。 APS-Cでは18mm-36mm相当となり、超広角から標準までをカバーするレンズです。ワイド側がさらに広いシグマ10-20mmと少し迷いましたが、決め手になったのはテレ端が36mmまであり普通のスナップ撮りにも使いやすいことと、F4通しの魅力でした。 画角を変えてもF値が変動しないのは、やはり便利ですね。
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肝心の写りは、説得力のある描写とでもいえばいいんでしょうか、色乗りが良くてシャープかつ力強い再現をして見せます。撮った写真をPC画面で見たときには、「えっ、こんなに良く写るの?」と、思わず声が出たほどです。
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作りはとてもしっかりしており、ピントリングの操作感にも適度なトルクがあってMFに不便を感じることはありません。 あえて難点をいえば、少々ずっしりくる重さと、フードがかなり大きめなことですかね。 でも、純正の半値以下でこれだけの性能なら、ちょっと文句はつけられません。

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